秋季リーグ戦第2週は、明星大学との対戦。この試合、先発投手は日体大東妻、明星大坂本で幕を開ける。初回日体大は坂本のヒットでランナーを出すも相手先発のキレのあるボールに手こずり、先制点をあげることができない。対する東妻は初回に2つの三振を奪い、試合は投手戦の模様を呈してくる。日体大は、5回までチャンスを作るもここぞの一本に欠け、得点できない。打線の援護が無いながらも、東妻は快投を続け明星大学にチャンスらしいチャンスも与えず、試合は両チーム無得点で6回に入る。先制したい日体大は6回表の先頭打者の大木がフルカウントから外角の球に逆らわない打撃でライトへの値千金の先制ホームランとなる。今日の東妻はこの1点で充分だった。終盤、先頭打者を四球で出すなどランナーを背負う場面はあったが、途中から入った肥田や船山坂本の二遊間の攻守が東妻を助けた。結局東妻は9回を投げ、最速152キロの直球を中心に三振12個を奪い、相手打線をノーヒットに抑える圧巻の投球で今シーズン2勝目を手にした。東妻は、首都大学野球リーグ史上16度目のノーヒットノーランを達成となった。