日本体育大学野球部が取り組む「体育会イノベーション」とは
昔ながらの体育会の学年の上下関係は、1年生が部や先輩の雑用を行うなど下級生の負担が大きい。上級生が神のように威張り、下級生はチームや寮の雑用や先輩への気遣いで、勉強や野球どころではなくなってしまう。
我々、日本体育大学野球部は、悪しき体育会の伝統を排除し、上級生が率先してチームや寮の雑用を行い、後輩の面倒をみるという「体育会イノベーション」を実践する。
1年生は、高校を卒業し、大学に入学すると、寮生活や大学生活、そして大学野球という沢山の新しい環境に適応していかなければならない。上級生がチームや寮の雑用を行い、負担を軽減することによって1年生は余裕のある生活を送ることができ、大学生活、野球においても力を発揮できるようになる。
1年生は上級生のそういった姿を見て学び、上級生を尊敬し、自分が上級生になった時に後輩の面倒をみる。そして「良き体育会の伝統」を継承していく。
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